今日は、女子の幸福論を読んだのですが女性は色々大変だよねって思うばかりです。
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小説の中なので、そんなにバーとかに飲みに行ってお金貯まるわけないよとかツッコミどころは多々ありましたが、人生に迷うところは確かになって思いました。
バーで紳士などに出会って投資やお金の考え方を学ぶって設定なので致し方ないのですが、都心に住んでいない人間には共感得づらい内容かなぁと正直思うところでしたね。
しかも、小説に出てくる女性たちにタイミング良くキャリアアップの話とか起業とか、恵まれすぎって感じでしたが、やはりこのあたりも都内に住んでいればこそなのかな〜と。
主人公の一人は、専業主婦の女性で、家庭の事情があり、自立を目指そうと働き口を探すってところは共感部分が多かったです。
30歳過ぎの女性がブランクがあると普通に正社員として働くのは厳しいっていうのも妙にリアルでした(笑)
でも、実はこの30代の女性を積極採用すると生産性上がりそうだけどな〜(家庭のことをしなくてはいけないから効率よく働くだろうし、普通は正社員厳しい層だから雇ってもらえただけで恩義を感じてめちゃくちゃ仕事しそう。)
それでも、小説の中で彼女の設定が、フラワーアレンジメントなど腕に覚えがある状況というので、ちょっとえ〜って感じ。
男性の稼ぎがあって専業主婦の間に身につけられた話であって、現在の世帯と少し乖離してるかなって思いますね。
それで起業できるのも旦那さんの定収入あってこその裏技的な部分があり・・・う〜んとなりました

今は、そう言った貯金部分みたいなものを持っている人が多く、それをうまくマネタイズすれば大丈夫なのかもしれませんが、これからの世代がそうしたスキルをこの低賃金時代にできるか?と言ったらかなり難しいのだろうなって思っちゃいました。
私ももがく一人ですし・・・
まぁ、あくまで小説の設定なので、いちいち突っ込むなって話なんですけどね。(すみません、生まれが西の方なもんでいつもついつい・・・)
というわけで、色々女性のぶちあたりそうな内容が盛りだくさんで、働く女性には共感できるところいっぱいあるのではないかなって思います。
30歳はまだ失敗できる年だよっていうのも嬉しいところですね

私も主人公たちみたいに、しっかり自立せねば!って改めて思いました。
(まぁ、もともと、そういうつもりではあったんですけどねぇ・・・あんまり周囲には理解されませんが・・・)
キャリアや結婚に悩める女性たちにオススメです
